石鹸シャンプーをしておられるおうちはだいたいそうなんじゃないかと思いますが、我が家もリンスを手作りしています。
お酢のリンスも試しましたがお風呂場がつーんとしたにおいになるのがどうも慣れなくて、途中からクエン酸にかえました。
でもどうしても少しきしむというか、もひとつサラサラでない。
市販のリンスのとぅるとぅる感も嫌だけど、もひとつ快適でない。
悩んでいるというほどでもないけど納得しているわけでもない、という頃に珍しいものをいただきました。
ある島のお土産に貰った木片。空港で売っていたものを買ってきてくれました。
『野っつぶる』という聞いたことのない名前のラベルが貼られていて、地元の人たちはこれを煮出してお茶として飲むそうです。
効能としては、高血圧や冷え性、それから内臓の不調にも良いそうです。
虫刺されや化膿止めとしても効果があるし、飲み続けると口臭が抑えられるとか、風邪をひきにくくなるとか傷の治りが早くなるとか…万能薬みたいですね。
免疫力を高める、とか、自然治癒力を高める、とか、そういった感じだと思います。
味は………
「うん、木だね…」
って感じです。
味もにおいも『木を煮出しました!!』感がすごいです。正直わたしは苦手です。
が、これを煮出した『野っつぶる茶』でリンスを作るとすごいんです。
きしまない、指がひっかからない。
今までハーブやら緑茶やら色んなものでリンスを作ってみましたが、格段に違うんです。
『野っつぶる』が一体なんなのか、なんの木なのか、まったくわからないのに一生手放せない存在です。
そんな我が家のクエン酸リンスの作り方です。
500cc程度の水に野っつぶるを2,3片入れ沸かします。茶色くなるまで沸かします。
その間にボウルにクエン酸を大さじ1.5、キサンタンガム小さじ1.5、ホホバオイル小さじ1.5、グリセリン小さじ2、はちみつ大さじ1を入れ、泡だて器で軽く練っておきます。
よく色が出るまで煮た野っつぶる茶を茶こしで漉します。
結構木くずが出るのです。
450ccをボウルに入れて混ぜます。
このまましばらく放置して粗熱を取ります。
粗熱が取れたらヘキサンジオールとアロマオイルを入れて混ぜたら完成。
まだ少しダマが残っていますが気にしません。夜、使う前にちょっとシェイクすれば大丈夫です。
ちなみに今日使ったアロマオイルはゼラニウム5滴、ブラッドオレンジ7滴、イランイラン3滴、レモングラス3滴です。
雑菌が発生することがあるのでヘキサンジオールを5mlほど入れています。
ちなみに50ccほど残った野っつぶる茶は普通のウーロン茶などに混ぜて飲んでます。
野っつぶるの木片は何度か使えるので乾かしておくと良いです。
『野っつぶる』というのはおそらく方言で、正式な木の名前は別にあるのだと思います。
どこか旅先で、お茶にするという謎の木片を見つけたら是非リンスにしてみてください。
ついでに何の木だったか教えていただけると長年の謎がとけて嬉しいです。
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