先月末に採ってきた、野草のはこべ。
やっとカラカラに乾いたので粉末にしました。
たくさんあるように見えるけれど粉末にすると大匙1くらいにしかなりません。
はこべは葉だけでなく全草に効能があるので茎も取り除いていません。
ブレンダーにかけて細かくした後、茶こしで漉し、残った葉や茎を乳鉢ですりつぶし、また茶こしでふるいます。
茶こしに残った分を、またブレンダー→茶こし→乳鉢→茶こしと2、3度繰り返し、それでも残る繊維や固い茎は諦めて捨てます。
さらさらになりました。
はこべのにおいはものすごく土のにおいです。
作業中ものすごい土のにおい。
はこべはどこにでも生えている雑草だけれど実は効能があれこれあって、内用にする場合は胃の粘膜の保護や修復、コレステロール抑制作用、便秘や膀胱炎にも効果があるそうです。
1月7日に食べる七草粥は年末年始の暴飲暴食によるダメージの修復のための習慣なのかなぁ、なんて考えたりします。
外用では鎮静作用があるので皮膚炎、湿疹、切り傷やかゆみなどに。収れん作用がお肌の引き締めなどの美容効果が期待できるそうです。
この場合はパックや軟膏、入浴剤として使います。
どちらで使うにしても農薬や排気ガスまみれでは困るので、車が入ってこない生駒の山の中に採りに行っています。
続いてレモンの皮。
これで4個分。
リモンチェッロを作るため漬けておいたものを取り出して1週間ほど天日干しにしておいたものです。
乾いてはいますが念のためレンジにかけてぽきっと折れるくらいカラッカラにします。
これもブレンダーにかけます。飛び散ると結構痛いので量があるならフードプロセッサーの方がいいかもしれません。
これははこべほど細かくはならないので、茶こしではなくざるで漉し、乳鉢で細かくします。
できるだけ念入りにすりつぶしたら出来上がり。
お塩に混ぜればレモンソルトに、ドレッシングを作るとき混ぜるととても良い香りがします。
グラニュー糖に混ぜたレモンシュガーをクレープやパンケーキ、フレンチトースト等にかけるのも美味しいです。
お菓子作りのときにレモンピールパウダーがあると混ぜ込むだけでレモンの香りになるのでとても便利です。
ただ、外国産のレモンには農薬や防かび剤が皮にたっぷりかかっているので、国産の無農薬でワックス不使用のものを使ってください。
今回は両方とも量が少ないので手作り石鹸のオプションとして使います。
実はもう今日のお昼間、はこべパウダー入りの石鹸を作ったのですが、長くなりすぎたので明日UPします。
引き伸ばしの手法みたいで非常にいやらしい感じですが、興味があれば明日も見ていただけると嬉しいです!
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